CRUST Bikeという自転車メーカーができて3年とちょっと。 グラベルバイクやダートツーリングという言葉がまだ自転車乗り達に浸透する以前に、CRUST Bikeは生まれました。
代表のMattは元々BMXライダーで、旅好きで、コアなサーファーです。(上の画像の陽気な男性がMattです) 自転車で旅をすることも海で波乗りすることも大好きな彼は、自転車にサーフボードを積載し旅をしようと考えました。 大きなロングボードをキャリアに括り付け、自転車で牽引しサーフスポットまで森や山道を走るうちにダートツーリングの魅力に取り憑かれ、CRUST Bikeを立ち上げることになります。 かなりざっくりですがCRUST Bikeというメーカーができた背景にはサーフィンとダートツーリングというキーワードが欠かせません。
[Evasion] フレームのロゴに描かれているヤシの木は、サーファーのマインドが込められている証しでもあります。 CRUST Bikeの最初のフレーム [Evasion] は森や林道、山道などをたくさんの荷物を積んだ状態でも快適に、軽快に走れるよう設計され、ヘッドパッチやフロントフォーク肩部のトラディショナルな作りとは裏腹にプロレスラーのようなタフガイが扱っても壊れないような頑丈さを誇ります。
MTB(マウンテンバイク)のようなヘッド・シートチューブの角度とフォークオフセットは荒れた道でもクイックな操作感をもたらし、長めのヘッドチューブとシートチューブは乗り手に快適なポジションを与えます。 タイヤサイズは26+(26×2.8″~3″)と650B×2.5″に対応。 乗り手の身長や走る場所、使い方によってホイール径やタイヤ幅、さらにシングルスピードやローロフ内装ハブも使用可能となっています。
前後に様々なラック(荷台)を取り付けでき、泥除けやダイナモライトもスマートに装着可能です。 既存の自転車ではなかなか実現できなかった理想の「全部のせ」自転車が[Evasion]なら実現できるかもしれません。
まさにダートツーリングに最適な[Evasion] ダートのみならず舗装路上でも素晴らしいパフォーマンスで、普段は通勤で、休日はツーリングとマルチに使えるモデルです。
これはCRUST Bikeの他のモデルにも言えることですが、各々のフレームとも向いている使い方はあれど、どんな使い方もできるということです。 つまり舗装路向きの[Lightning Bolt] を未舗装路で使っても良いですし、[Evasion] を舗装路メインで使うのも全く問題ありません。 使い方を限定せず、普段の日常的なライドと休日の非日常ライドの境界を壊し、更に走れるフィールドを広げてくれるCRUST Bikeの自転車たち。
手にしたなら、どうカスタムしようか、どこに行こうか、と妄想が止まらなくなりますよ。 [Evasion] フレームは東京 八王子のNoR SToLYさんに展示させていただいております。 ぜひ一度ご覧ください。
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