昔、Creedence Clearwater Revivalというバンドが歌う「ジャングルを駆け抜けろ」という反戦歌がありましたが、タイトルそのまま意味でジャングルやダートロードを駆け抜けるのに最適なCrust Bikeの「Jungle Runner Bar」というハンドルバーのことを書きます。
このハンドルバーの最大の特徴は、800mmという超ワイドな横幅。 そして3ピースのH型で、様々な姿勢でハンドルバーを持てることもツーリングなど長距離のライドでは大きなメリットになります。
クロモリ製の頑丈な作りで重さもアルミ製に比べれば多少ありますが、31.8mmのハンドルクランプでハンドルバーがズレることもなく、上の画像のようにたくさん荷物を積んでも圧倒的な安定感。
実際にJungle Runner Barをグラベルロードで使ってきました。
今回走ったのは埼玉県、群馬県、長野県の三県を跨ぐ「御荷鉾スーパー林道」
スーパーと名前に付くだけあり、メインの未舗装区間でも14km、一旦舗装路を挟み、再度7~8kmの未舗装路につながる関東屈指のグラベルロードです。
以前にブログで書いた大弛峠よりは荒くない砂利や小石のグラベルロードで、長い距離ながら十二分にグラベルライドの醍醐味を堪能したのでした。 このライドの模様は後日書きたいと思います。
今回のライドで使用したのはSpecialized AWOLのカスタム車。
Compass Cycleの「Antelope Hill 700×55c」という通称チートタイヤを履き、1×10sのギア、ESIのシリコングリップという如何にグラベル・ダートロードを快適に走るかというコンセプトで今までも運用していた自転車でしたが、今まで使っていた670mm幅のハンドルバーからJungle Runner Bar(800mm)に交換した事により、未舗装路での圧倒的な安定感と舗装路でもハンドルバーの前に突き出た部分を持つ事によりエアロポジション?になり、予想以上の快適さでした。
一緒に走った仲間はドロップハンドルの自転車だったので、グラベルロードの途中で自転車を交換して走ったところ「グラベルロードが舗装路みたいに感じる」と感想を頂きました。 もちろん、ドロップハンドルの自転車も良い点はありますが安定感を持って快適にグラベルロードを走るなら幅広のハンドルバーがオススメ。
コンクリートジャングルを走る上では800mmというハンドル幅は時に邪魔になることもありますが、グラベル・ダートロードなどリアルジャングルを駆け抜ける際はJungle Runner Barは超強力な相棒になってくれます。
グラベルライドにどっぷり使っている方も、これからグラベル・ダートを走ってみたい方にも是非使っていただきたいです。 パーツひとつ変えるだけでこんなに変わるものかと実感できることでしょう。
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